人が死んだら悲しいのはあたりまえなのに
それを感動に摩り替えて売るのってどうなの?って思うわけですよ。
でも私が泣いた話のうちで人が死ななかったので思い出せるのが
(というか感動の底に人の死が横たわってないの、というか)
「金魚屋古書店出納帳(下巻)」の「漫画の神様」
「レヴィローズの指輪」の「黎明の欠片」
「キーリ」漫画版。(でも原作があるからの感動ではあったと思う)
あとはダナークの最新刊と文学少女(一巻五巻)と
ポストガールがいくつか。あとなのはの一期と時かけ(アニメ)。
あと、「ヒトリの国」の「よく我慢したね」に今泣きかけ。
あとあと、「キコぶん」さんの「BlueRose」「ロンドンデリーの歌」
「薬姫」の「Stratosphere」
思い出してみると結構少ない。
誰かが死んだので泣いたのは文学少女の二巻四巻、
砂糖菓子の〜、S黄尾(泣いたか?)、キノの「やさしい国」
でもどれも死んだことが悲しいんじゃなくって
なんかやるせなくってどうしようもなかったって感じだった気がするけど
ここで書いても言い訳くさいよな。
なんか羅列したからどうやねんってかんじですが
人の死をネタに感動の文字を飾って物を売るのはやっぱり違うと思うんだ。
架空の人だからっていうのもだめだぜ。
人が死ぬ話で泣かなかったたびに「自分って結構ドライなんか」って落ち込むけど
でも人の死をもって自分の全うさを再確認するのもなんかいやだなとも思うわけで。
とりあえず、誰も死なない話が読みたい。
普通の恋愛ものでそういうの、最近ハードカバーであるのかなぁ。
(ラノベを含めて、ラブコメ出されるのは趣旨と違うのでおいとくよ)
セカチューは良い話だなーって思ったけど、
でもこういう流れを作ってしまったのは罪だと思うのね。